子供たちへ :
エイジの講演や 「 Boxing & 映画・ワークショップ 」 に
何度か来てくれていた人がきのう亡くなった。
連絡があったのは、夜中近くだった。
彼女は、エイジが悪い役人たちに 「 それでも人間か!」
なんて文句を言うと目を輝かせて喜んだ。
ボクシングもキャッキャッて、楽しそうにやってた。
きのうの夜中、雨の中を車で向かった。
夫がポツンとひとりで座っていた。
「 エイジさん、生きるってこんなに厳しいんですね 」
「 彼女は、曲がったことが嫌いでまっすぐな人でした。
彼女にいっぱい教えられて・・とても尊敬してます 」
彼は、よく 「 ストレート・トーク 」 を読んでくれている。
「 エイジさんがよく言われているように "ありがとう"
っていう言葉は、本当にすごいですね 」
亡くなった彼女は、意識が消えそうな中でも
いつも "ありがとう" って言い続けた。
「 涙って、いくらでも出るんですね。
この2ヶ月 ・・」
と、彼。
彼女の闘病のことや出会いや、自分自身がどんなに
いい人間になれたか・・3時間くらい立ったまま
話した。
亡くなった彼女は、すぐ目の前で目を閉じていた。
まだ30代だっただろう。
きょうもこれから 「 Boxing & 映画・ワークショップ 」
をやる。