子どもたちへ :
「 英治さん、やっと一年終わって小学校の補助教員は
辞めましたよ 」
と言う、30代後半のママは、この一年間、学校で先生をした。
「 もうこりごり!」 と、続ける。
「 生徒は、うちの子供たちみたいでかわいくていいんです
けどね、 でもけっこう何人もだけど、小学校一年生にして
"もう人生終わってる。もうだめだ"
みたいな子がいるんですよ。
まあ、それでもなんとかしようといろいろやって・・ それもまだ
いいんですけどね、ダメなのは先生。
彼らは、やっぱり他の何の仕事についたこともなくて先生に
なってる。
これは、ほんとにダメだと思いましたよ。
もまれてないんだよね。小さな世界しか知らないのに知ってる
つもりで・・ 」
「 あーそれからそれから!先生におじさん、おばさんが多過ぎ。
古いのがいーっぱいいて、それがじゃまになって若い人が
のびのびできない。
おじさん、おばさんたちは、変に場馴れしただけで、
もうそこにいる だけのなんていうか、余計なものって感じ。
生徒たちにも悪影響いっぱいでしたよ 」
「 英治さんのストレート・トークで学校のダメさは聞いていた
けど、 ストレート・トークが遠慮して優しく書いてるんだなって
思いましたよ、
ほんとに。 英治さんも遠慮しながら書いてるでしょ?
でもほんとに英治さんが "日本の学校はダメ" って
言うのがわかる 」