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高峰秀子さんの大石先生
子供たちへ :

    - 共同ニュース (Dec 31, 2010) -

  女優の高峰秀子さんが死去 「二十四の瞳」に主演
 
「二十四の瞳」に主演した高峰秀子(本名松山秀子)さんが28日、都内の病院で死去した。86歳。
北海道出身。葬儀・告別式は29日近親者で済ませた。
喪主は夫の映画監督松山善三氏。

  = Straight Talk  =

『 二十四の瞳 』 を見るといい。
映画は、傑作中の傑作。
大きな欠点も (= ストーリーの裏に隠された恐ろしい事実に
目をつぶっているところ) あるけど傑作。

この作品での高峰秀子さんが演じる教師は、
教師の標準的レベルの人。
人間として標準だから標準なんだけど、当時でも学校では特殊。
それは、今も変わらない。

他の教師は、「 人殺し人種差別政策 」 を
政府に言われるままに子供たちにすり込んだ。
高峰秀子演じる大石先生が 「 私は、戦争はいやよ 」 と言うと
校長に呼び出されて厳重に怒られた。

『 二十四の瞳 』 には、教師のあるべき姿がある。

デコさん (=高峰秀子) は、黒澤明監督と好意を寄せ合って
いた頃もあった。

  = Straight Talk =

小豆島に記念の石碑を建てようとした時、
当時の鳩山一郎首相がそこに文字を入れることになった。
『 二十四の瞳 』 の原作者、坪井栄さんは、猛然と怒った。
「 戦争、軍国主義に反対する作品なのに軍国の象徴の
 鳩山などが文字をいれるなんて!」
と、彼女は、記念の行事への出席を拒否。
さすが日本のヘナヘナ男どもとちがって根性がある。
男なんかは、ヘコヘコと軍国のカスどもに従うナメクジ。

その鳩山の孫がこないだまでいた詐欺師みたいなハトポッポ。
実際、もらっちゃいけない何億円ものお小遣いを
ママからもらってみんなには、黙ってた。

   = Straight Talk =

『 男はつらいよ 』 の山田洋次監督も 『 二十四の瞳 』 に
触発された寅さん映画を撮ってる。
そのときの島の先生役は、栗原小巻さん。

山田監督の 『 学校 』 シリーズにも 『 二十四の瞳 』 を感じる。
by fighter_eiji | 2010-12-31 20:20 | Children’s Times
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