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スーパーの怪獣
子供たちへ :

スーパーで 1 リットルのオレンジジュースと
箱入りのチーズをふた箱を手に持ってレジへ。

前の人がまだ計算中だから、レジ台の手前にジュースと
チーズを置いて待った。

うしろから買い物かごで腕を押された。
次のおばさんがその小さい台にどうしてもカゴを置きたくて
押した。
おばさんは、黙って置いた。
15秒ほどすると、今度は、エイジの置いてるジュースと
チーズの箱を自分のそのカゴで押し始めた。
ジュースは、デン!と倒れた。

「 押すな 」 とエイジ。
タバコを吸う人に特有のかすれた声で 「 すいません 」 と
イヤそうにいうおばさん。

エイジは、見たくもないから顔は見てない。

ただ口先で謝って、ジュースも立てないし、カゴもその
まんまだから
「 てめえの好きなようにやってんじゃねえ 」

おばさん、またかすれた小声で
「 すいません 」
その言い方で反省なんぞしてないし
いやいや謝ってるのがわかる。

買い物のお金を払って、その場を離れがけに、チラッと
うしろをみたら、黄色い豹がらみたいな水玉みたいなのがついた
茶色のニセ毛皮みたいなセーターを着てた。
顔は、一瞬の半分くらい見たら
豹ではなくてネズミをのみ込みそうな
大トカゲみたいなおばはんだった。

日本には、こんなババアトカゲは、うようよいる。
ガラパゴスみたい。

  ==

外国では、マルセイユでそんなのを見た。
カンヌの商店街のスポーツ屋のおばはんにも同類がいた。
ベルギーのチョコレート屋にも時々。

全員集めてガラパゴスに送れば
新種のイグアナに登録される。

  ●○ 読者から ●○

レジに並んでいるおばちゃんみたいにならないように気をつけます。
by fighter_eiji | 2011-01-13 23:30 | Children’s Times
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