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味方の銃に撃たれる
 原発「ベント」周知せず着手 作業員、被ばく
     2011年5月1日 - 共同通信

東京電力福島第1原発事故の際、1号機の原子炉格納容器の弁を開けて放射性物質を含む蒸気を排出した緊急措置「ベント」が、敷地内で働く一部の作業員に知らされないまま始まり進められていた。
現場にいた東電社員が共同通信に証言した。

ベントは格納容器の内圧を低下させて破損を防ぐことなどが目的だが、周辺の放射線量を一時的に急上昇させることが確実で、作業員らは最も重要な情報を与えられないまま、大量被ばくの危険にさらされていた。
現場の線量管理をめぐっては、東電の女性社員2人が国の線量限度を超え被ばくしていたことも判明している。
最初のベント着手は3月12日午前9時ごろ。
当時、放射性物質の漏えいにより敷地内の線量は既に上昇を始めていたが、証言によると、ベントに着手する方針や着手の時期、作業の進行状況などについて、これ以前も以後も、この社員や同僚には一切の情報が伝えられていなかった。
by fighter_eiji | 2011-05-01 23:03 | Children’s Times
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