村上春樹と原発愚民
  村上春樹が東電と「効率社会」批判 
  2011年6月11日  J Cast News
村上春樹が2011年6月9日、スペインのカタルーニャ国際賞授賞式で原発事故を起した東電を批判し、効率を求めてきた社会に疑問を投げかけた。

「核に対する『ノー』を叫び続けるべきだった」
村上さんは「壊れた家屋は建て直せるが、倫理や規範は簡単に元通りにはできません」と指摘。

矛先は、東京電力に向かう。
原発事故による悲惨な結果を招いたのは、建設した者が津波を予想していなかったことを挙げたうえで、「何百年かに一度あるかないかという大津波のために、大金を投資するのは、営利企業の歓迎するところではなかったから」「政府も、原子力政策を進めるために、安全基準のレベルを下げていた」と批判。

「歪んだ構造」を「許してきた」、「黙認してきた」国民にも責任があり、加害者であると。
広島に落とされた原子爆弾を引き合いに、「核」への拒否感が揺らいだのは「効率」ではないかと持論を展開。「我々日本人は核に対する『ノー』を叫び続けるべきだった。それが僕の意見です」「『効率』や『便宜』という名前を持つ災厄の犬たちに追いつかせてはなりません。我々は力強い足取りで前に進んでいく『非現実的な夢想家』でなくてはならない」などと述べた。

「僕らは簡単に『効率』を捨てることができるのだろうか」
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by fighter_eiji | 2011-06-11 21:30 | Children’s Times
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