義援金理由に生活保護打ち切り…南相馬市
2011年6月16日 毎日新聞
義援金や原発事故の仮払補償金を収入とみなし「手持ち金で生活可能」として、福島県南相馬市が6月になって約150世帯の生活保護を打ち切った。
打ち切りは4割に相当。
日本弁護士連合会は、「福島県や宮城県で義援金等を収入認定した打ち切りが相次いでいる」と是正を求める会長声明を。
同市社会福祉課は「厚労省の通知に従っており、説明も尽くした」と説明。
打ち切られた40代男性は「通常の生活のために要する費用とは、どのようなものかや、場合によっては廃止(打ち切り)になることは一切説明がなかった」と。
森川清弁護士は「将来の生活再建のために、義援金などを手元に残しておくことも可能で、ばっさり切れるものではないはず。しっかりとした説明がなされたか検証が必要だ」と市の対応を疑問視。【石川隆宣】
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公務員は、人のお金は、すぐにカット。
自分たちのは、なんでもアップ。