スティーブの子供たち
子供たちへ :

友達のスティーブは、ニューヨークの
ブルックリン生まれ。
多種多様の人種が、異文化を尊重し合い
ながら、自由を理想に生きてきたのを
目の当たりに見て育った。

スティーブは、20代の頃から、世界各地に住んだ。
ベネズエラ、メキシコ、パリ、沖縄 ・・

「世界を知らずに生きることの危険さ」を
知ってる彼は、奥さんとふたりの子供と一緒に、
毎年の夏は、世界旅行に出た。
その年ごとに、ちがう地域に向かう。

仕事は、1ヶ月休む。
ヨーロッパでも夏は、4週間くらい休むのが普通。

彼らの一行がアジアに来た夏、
8月の末に北京で落ちあった。
当時、中学生だった息子のジュシュにホテルの
ジムでボクシングを教えた。

高校生のレイチェルとジョシュアと一緒に
天安門広場へ、凧あげに行った。
天安門での凧あげは、名物だけど、普通は、
現地の人しかしないのに、アメリカの若者が
凧をあげてるのを見て、大勢が集まって来た。
あげ方を教えてくれたり、写真も一緒に撮る。

アメリカが本場のボクシングを遠くの中国まで
やって来て、東京から来た元プロボクサーに
教わったり ・・・
テレビでしか見たことのないチャイナに来て
あの有名な天安門広場で、ジャパニーズの
ボクサーと一緒に現地の人達とワイワイと
凧をあげて、写真を撮って・・・

その数日前までは、中国の秘境をめぐり、
万里の長城を駆けて、砂漠を横断し・・・

スティーブのふたりの子供は、世界中で
本当に多くを吸収していった。
ふたりに会った瞬間に感じたのは、
目が賢いこと。
もう鳥かごに入れられた子供じゃない。
いっぱい学んで成長している子の目をしていた。

すっかり大人になったレイチェルとジュシュアは、
テレビや新聞の報道にだまされたり、惑わされる
ことなく、いろんなエピソードを思い起こしながら
ニュースを聞き、普通の人には、比べ物にならない
ほど世界を理解し深く賢い考え方を持って
日々を生きている。
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by fighter_eiji | 2011-06-17 20:48 | Children’s Times
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