暗い明かりと長テーブル
子供たちへ :

そのレストランは、古い屋敷みたいな感じで
明かりが全部暗くて、その中のさらに暗い
個室で野郎ばかりが4-5人座った。
テーブルは長四角のアンティークもの。

最初にふた付きのどんぶりばちにスープが
出てきた。
ふたをとって、脇にあるレンゲで食べ始めたが
照明が暗くて、スープは深い灰色でなんだか
わからない。
レンゲに軽くスープの上をすくって少し飲んだ。
美味しいとは言えない。

次に貝がらみたいに堅い中身をレンゲでとって
持ち上げたら、足の付け根にある甲羅から
一緒に叩き潰されたイシガメの手だった。
4本ばかりの爪をむいたゾウの皮膚みたいに
堅い皮膚だった。

スープはパス。

三つ目のコースは、大ウナギの輪切りと
いうことだったが、どう見てもヘビに見えて。

あの夜は、魔宮のディナーに招待された
インディアナ・ジョーンズみたいな気持だった。

北京の中心から1時間ほど車で行った
人気(ひとけ)のないさびしい一角での話。
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by fighter_eiji | 2011-11-02 22:42 | Children’s Times
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