真剣に憂い
子供たちへ :

 ● 『KOされない男たち』を読んだ人のブログ ●

昨日の午前中は本社、午後からは執筆を行なっていた。
午前中に丸亀市出身の元ボクサーの
吉川英治さんが来られた。
熱血漢のスポーツマンだ。

年齢は私より一回り以上若い方で、
今回は本を書いたとの事で、持参してくれた。

丁度、私も本を書いている最中だったので、
早速、少し読んでみた。
すると、驚かされたのは文章の素晴らしさだった。

昔のボクシング時代の状況が、生々しく浮かんできた。
書き出しも素晴らしかった。

この文章をみて、早速、自分が今書いている
本の気になっていた書出し部分を訂正した。

タイミング良く、吉川さんが本を持って来てくれた
お陰で、私の本の書出しを変える事が出来た。

因みに吉川さんの本のタイトルは
「KOされない男たち」(吉川英治著、東京新聞刊)だ。

吉川さんの熱いハートを持った人生の生き方、
同じボクサー仲間の壮絶な闘いが、
その場に居る様な立体感で描かれている。

文学的にも素晴らしい作品だ。

同時に、日本人としての生き方の
参考書としても素晴らしい本だ。

この本を読んでいると、器用ではなかったが、
命をかけて、真剣に生きていた昔の武士の
生き方に思いを馳せてしまう。

そして、今の時代にはこの様な生き方をしている
日本人は非常に少なくなっている事に気づかされてしまう。

本の一節に次の様な文章があった。

  --

リングから観客に話したこと:

電車の優先席を若い人が占拠するのは日本だけ
それに誰も何も言わないのは日本だけ
「優先席」が必要なのは「いじめ大国」日本だけ
優先席を作っても無意味なのは日本だけ
そんな若者を作っておいて大人が
知らんぶりするのは日本だけ
せめて優先席に座るのはやめてほしい

  --

この様に、現在の日本のあり方にも
大きな疑問を持っている事が判る。

だから、彼が最初に書いた本は
「ボクサー、街を守る」だった。

自ら、民間の自警団を結成して、
街を守っている様子を書いている。

この様に、真剣に今を生きている人達ほど、
今の日本のあり方を憂いている。

今の日本は当たり前ではないと思うし、
当たり前ではあってはいけない。


ブログ: http://koisato.sblo.jp/
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by fighter_eiji | 2011-12-05 18:06 | Children’s Times
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