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きいちゃん、テストがんばれ! - 読者の先生より
○●○ 「大学生ボクサー、きいちゃん」へ、読者より ○●○

私が新しい学校に行き2年生の英語を担当した時のこと。私はものすごく宿題を出します。鬼のように!日曜と祝日以外は毎日毎日。
その学校の生徒も最初はびっくりしたようです、そんなにも宿題を出す先生に会ったことないから。当時の私は「ものすごく怖い」教師だったので皆必死でやってきます。始めは英語の宿題だけで毎日2時間以上かかるという生徒も何人か(も)いました。
そして迎えた2年生はじめての1学期中間テスト。生徒が私に言ったことは、「早くテストが受けたい。」びっくりしました。そんなことを言う生徒たちは初めてでしたから。「ほかの教科は受けたくない。でも英語は早くテストが受けたい。だって毎日あれだけがんばってるんやから絶対にいい点取れるはずやから。だから早くテストが受けたい」と。
そして本当に彼ら・彼女らはみんなすばらしい点を取ったんです。
 教師をしていてあんなにもうれしい体験はありません。自分の教える教科で、ちゃんと生徒が成果を示してくれたこと。「努力のあとは形になって現れる」と信じた子供たち。そのときの生徒たちはその年、県で英語が一番成長という結果を残した、と校長先生が放課後わたしが一人残って仕事をしている教室にそーっと言いに来て下さいました。
 テストがすべてではないですが、「学校」 (日本の学校はおかしなところだらけですが) というところに行っているとき、子どもの願いは ①いい成績をとりたい ②友達をつくりたい ③先生にほめられたい・・・だと、どこかで読んだ覚えがあります。 
あのときの子供たちは、私の自慢の子供たちです。

きいちゃん、テストがんばれ!

 ○●○ もうひとり、読者より ○●○

きいちゃん、テストがんばって!   (小学4年生)
by fighter_eiji | 2007-12-19 17:40
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