人気ブログランキング | 話題のタグを見る
タカオさんが世界で学んだこと
外国を旅行したり、住むっていうことは、「違う世界がある」 っていうことを知るだけでも、大変な価値がある。
ただ、なんとなく憧れたりするのとは違う。

・・・ と、話すのは、アメリカのシリコンバレー(サンフランシスコ近く)、ロンドンに駐在し、世界各地を旅行したタカオさん。

「アメリカの人種差別は本当にひどい」 って実感した。
日曜日にそれがはっきりと出る。アフリカ系の人はアフリカ系の教会、韓国人は韓国の、ユダヤ人はユダヤ人の教会へと、まったく違う方向に行くんだもんね。

イギリスでの差別もひどかった。
同僚でナイジェリアから来ていた青年がいた。
彼がアパートを借りた時に、パーティを開いたんだけど、行ってみてビックリした。
同僚の誰ひとり来ないんだよ。
他の人が借りた時はにぎわうのにね。
肌の色が違うだけで、明確に差別があるんだ。
でも、彼のすごいところは、それをまったく気にしていないんだ。強いよね。

サンフランシスコ近くでは日系2世、3世の人たちが農園を持っていて、そこにメキシコ人らのスパニッシュ系の人達を雇ってる。
でも、彼らは違法滞在だから、給料も言い値で、ひどい環境で働いていた。

「22才で、こうした差別の世界を知ったからこそ、今の自分がある」 と話すタカオさんは、最初アメリカに着いた時は、英語はまったくできなかった。

世界を知らないと、ちゃんとした視点を持って、自分が誰かを分かっては、生きていけない。
by fighter_eiji | 2008-01-17 23:43
<< 『 ストレート・トーク ◆ ラ... 酔ってたからしょうがない? >>