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日本の教育界
   ●○ 読者から ●○

大分の事件の「読者から」を興味深く読んでいます。

よーくよ――――く考えると、(誤解を恐れずに言うならば)「公務員」って「コネ」とか「不正」でなっている人が、実は多いのでは、とさえ思います。
警官も教師も地方の役所勤めも「親」が同じ職業だった、というのが多いでしょう、あまりにも。
2代目おバカな医師とか、2世おばかな議員もいっぱいいますが、少なくとも医師は難しい国家試験に受からないとなれないんでしょ?
議員は実際「票」をとらないとなれないことは明白なのでは?
と考えると、公務員世界はむちゃくちゃです。

うちの県でも今年度から高校入試に、生徒の「自己推薦」というものが取り入れられますが、現場の教師は、「高校側が、部活動で活躍できる生徒をより多くほしいから、はじめるんだ」と言っています。
高校ももはや「勉強」する場ではなく、「部活」でどれだけ勝つか、が大事なようです。
「部活で勝つ」ことが第一ですから、勉強なんてできなくてもOK、しなくてもOK。生活態度なんてまったく関係なし。
朝錬、昼錬、放課後練習、夜錬、土日祝日なし、部活のみ。「勝利」する一員だったらそれだけで、なんでも許してくれる―のが最近の高校のようです。
それに付き合う親も、変。グループを作って対立している。
「学校」って、何をするために行くのでしょうか?

吉川さんがよく書かれているように、本当は「教育」こそが尊く、本当は「教師」がもっとも尊くすばらしい「職業」だと思いますが、最も「汚れていて」、最も「不公平で」、最も「乱れて」いるのが日本の「学校」かも、知れませんね。

地方の教育長(役職名は定かではありませんが)の中には(うちの県はそうでした)、「政府のエリート官僚候補」で、年齢は若ければ30前後、数年の任期で中央官庁からやってきます。
「なんであんな何にも現場を知らない、ただキャリアアップのために地方に数年やってくる若造のご機嫌をとらないといけないんだ」と、ベテラン教師(委員会)は言います。

すべての県が真剣になるべき、徹底的にウミをだすべき、と思いますが、その調査をする「委員会」の人たち自身が「コネ」と「不正」で入っていたら、自分のことを暴くことになるから、恐ろしくて何にもしないでしょうね。

日本の教育界は、この先良くなることは決して期待できません。
by fighter_eiji | 2008-07-26 08:42
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