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漢字検定してボロもうけ
   - 毎日新聞ニュース (Feb 18, 2009) -

「漢検」収益をレース投入 理事長長男の会社がスポンサー

 財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)の
業務委託先で、大久保昇理事長の長男・大久保浩副理事長が
代表を務める情報処理会社「日本統計事務センター」が、
レーシングチームのメーンスポンサーになっていた。

協会は08年10月、文部科学省に対し同社に精算事務委託費と
して年間約4000万円支出したと報告しながら、実際には
3年間で31億円以上も払っていた。
漢検の収益がレースに投入された可能性もある。 

 関係者によると、少なくとも08年まで「JIM CENTER」
の名でスポンサーになっていたチームは、市販車を改造した
マシンで争う国内最高峰のレース「SUPER GT」に参戦。

フロントガラス上部と側面の目立つところに
「JIM CENTER」のロゴがある。

 自動車レース関係者は「レーシングチーム運営には年間
どう安く見積もっても億単位の金がかかる。
メーンスポンサーは相当出しているはずだ」と話す。

 協会関係者によると大久保副理事長はレース好きで、
協会本部にある漢字資料館には、漢字で装飾を施した
レーシングカーが展示されている。
この関係者は「出張したはずの副理事長が海外レースの
テレビ中継に映っていてびっくりしたことがある」と話した。

 HP記載のチーム本社所在地は協会近くのテナントビルに
なっているが事務所は見当たらず、三重県内の関連事業所は
「本社に聞いてほしいが連絡先は言えない」としている。
一方、日本統計事務センターも取材を拒否している。
【木下武、広瀬登】
by fighter_eiji | 2009-02-18 18:18
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