「 国会でヘラヘラしてるやつら、本当に頭にくるよな!」
床屋さんが怒ると、ハサミが荒れて、ちょっと怖い。
「 そのクセに、自分の都合が悪い話題になると、腕組んで
下向いて、知らんぷりを決め込むんだ!チクショーめ!」
ハサミが空中でチョキチョキ鳴る。
「 野田とか小池なんて女たちは、自分が賢いと思ってて、
ヤスクニに行っておいて、" 個人的ですから " だって。
大臣のやることが個人的ですむわけねえだろ! 」
床屋のおじさんは、頭から湯気が上がり始めた。
「 コイズミとか、ねちゃってるやつもしょっちゅう見るよ。
あんなのすぐにクビにするのが普通だろ?
議長ってのはなんのためにいるんだ!」
床屋のおじさんに首を切られそうな気がしたから、
早く出てきた。