ある女子大学の教授。
授業には、急いで来て、汗いっぱい。
でも、いつも30分遅刻。
教授の部屋をノックすると
「 ちょっと待ってね!」 という声と共に
ドタバタ、ドタンバタンと物が動く音。
数分後にやっとドアが開いて、教授が外に。
人を中に入れることはない。
実はできない。
物が散らかり過ぎていて。
彼は、ドアまで出る道を作るのに大変。
留学生が多い大学だが、彼は生徒の保証人になってあげて
アパートを借りるのを助ける優しい人。
彼は庶民派で人には好かれている。
もうひとりのカッコばっかりつけたスーツの教授は
みんなに嫌われている。
庶民派で遅刻ばかりの教授は、歴史の研究をしていて、
日本の侵略のことも一生懸命に話す。
「 ただ、授業が下手で退屈過ぎて、
みんな2分で眠っちゃいますよ。
いい人なんですけど 」
と生徒たち。