○● お母さんより ○●
うちの娘は中3から不登校で、3年生の後半(10月~) ほとんど登校後1・2時間で家に帰ってきていました。 いじめが原因です。 教室に入れない娘に迫られた選択は、 「教室に戻るか、家に帰るか」の選択でした。 あと一時間保健室に置いてくれたら、 教室に入れるかもしれません、といっても 「学校では保健室滞在は一時間と決まっています」でした。 「なんとか教育に関われる方法はないのでしょうか」と尋ね ましたが、 回答はこれないひとは仕方がない、 という感じでした。 相談室当校があることも教えてもらえず、それを知って担任に お願いしたら、「私には決められない」と言い、 学年団長には「該当せず」といわれ、 「なぜ該当しないのかの説明もききたいので、 明日校長先生に話しに行きます」 というと、 また即電話がかかってきて 「明日から相談室登校にしましたから、 校長を訪ねなくてもいいです」 と言われました。 これが、高校入試の3日前の話です。 文科省からの派遣の先生がいて、中央に帰るときの新聞 (朝日だったかな)に 「この学校はいじめもなく、対策もきちんと考えられていて」 というような記事があり、 相談室登校になっているような各学年のいじめられていた 子たちは大いにしらけ、ますます傷ついていたようです。 卒業式前になると「出席しますか」と頻繁に電話が来るように なり、娘は出席しましたが娘は出席しようとする私を止めて、 「おかあさん。これは卒業じゃない。 私は、ただ押し出されるだけなんだ。そんなの見て欲しくない」 と言いました。 私は正装をしたまま、事務所でいました。 娘はどこで何を歌うかを教えてもらったり、 卒業証書をどのタイミングでもらい、 どの台に置くのかも教えてもらえないままだった。 先頭のクラスにいた保育園時代からの友達が 「ここにおくんだよ」と導いてくれてそうです。 娘をいじめ続けていた男子生徒は 「なんでこいつおるん?ばかちゃうん?」など 当日もさんざん聞こえよがしのいじわるをいってきたそうです。 最後に、先生と生徒と父兄がみんな一緒に教室、 校内を回って、学校の外周を1周回って解散しましょう と説明したときに娘は荷物を持って 「先生。私、帰っていいですか」とたちあがったら、 先生は「どうぞ」といって戸を開けて、クラスから出したそうです。 卒業式後の教室から、たった一人でだされる異様な光景に、 同級生の親も、娘も先生の態度も異様と感じて私に 電話がかかってきました。 あの担任の先生にとっては、卒業式にクラス全員出席が 欲しかっただけだったなだな と感じました。 学校からはその日もその後も、 一切、なんの連絡もありませんでした。 今もその先生は「男子をぜんぜんしからない先生」 として有名だそうです。 娘は帰るなり卒業証書も文集もアルバムも、 ゴミ箱に捨てていました。 (とりあえず、証書とアルバムは救出しましたが) その数ヶ月後、スーパーの駐車場で娘をいじめていた 男子生徒にでくわしました。 娘は携帯をいじりながら、しらっと通過していましたが、 彼の方はこそこそした感じで自転車をひいたまま駐車場の 車の隅へいき、こちらを伺いながら隠れるように 身を潜めていました。 彼はどうして隠れたのでしょう? いじめを放置した先生の罪が、ここに二つあります。 先生や友達に対する娘の不信と、間違いを注意されなくても 隠れないといけなくなった少年の不実 これが、うちの娘の不登校顛末の中学校での実態です。 ボクサー・吉川さんとお話してみたいです。 不登校や非行、ひきこもりの子ども、障害をもつ子と親の 支援をなにかできないかとしたいと考えています。 娘は高校に入学できて、実は成績も思いのほか良く、 先生からも学業面でも素行面でも問題ありませんといわれ、 これでなんとか環境も変わってやれやれと思っていたの ですが、5月~また不登校となり、7月に休学届けを出し、 今年3月に復学か退学かで退学しました。 高校は中学に比べると悪い学校ではなかったので、 残念でした。 いまは、東京にともだちがいるのでそこへの出奔(?)を くり返し中。 まぁ、元気で あるいみ行動的です。 自分と子どもだけでなく、こういう子を持つ親は潜在数がわりと あるのではと思っています。 「家庭の恥」とおもって開示せず抱え込んでしまいがち ですから100万人以上といわれる不登校、 ニートなんとかせなあかんなぁと 最近強く感じています。 わたしにも なにかできることあるかなぁ と考えています。 ![]()
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