悪い職場では、大体みんな病気にかかっている。
背骨が曲がった学校は、みんなまっすぐに立ってない。
もらう手紙を見ると明らか。
精神分析医が、人が描いた絵を見て、精神を分析するように
手紙には人の精神状態がはっきりと出る。
内容だけでなく、文字の形、並び、力、濃さ、大きさなど・・
きょう、子供たちの感想文をもらった学校の子たちは
ひどく悪影響を受けている。
みんなに霧と靄 (もや) とスモッグがかかっている。
正常な子供たちだと思えない。
正常な子もたくさんいるけど、悪い影響をひどく受けている。
暗く重い雲の下で暮らしているのが分かる。
頼る人がどこにもいないのが分かる。
大人を信用できないのが分かる。
自分の周辺の環境がいけないことをよく知っている。
でも話す人さえいないのが分かる。
その直後にアメリカの子供たちからの手紙が届いた。
日本の学校とは、正反対に太陽のように明るく、
青空に突き抜けたような、飛ぶ鳥のように自由な
画家のように創造的なメッセージの数々。
そこは先生たちがとてもいい。
あまりにもあまりにもちがう。