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押しつけ教育と生ける屍
  ○● 読者から ○●

少し長いですが読んで頂けたら嬉しく思います。


【生ける屍から人間へ】

 子供の頃、親からの押し付け教育により
“世界は完璧”なものだと思っていた。
ノートに文字を書くのも、会話の仕方や内容にも全て決まりが
あり、その枠からはみ出してはいけない。
世の中に生きている人はみんなそうやって生きているので
あって、それに合わせられない自分がおかしいと思っていた。
だからうまくいかない事があっても人に相談してはいけない
とも思っていた。

そのうち人間関係に悩まされるようになり、
全部一人で抱え込むようになった。
それは小学校低学年から始まり、
大学四年になった今でも蝕み続け完治はしていない。

 初対面の人から中学時代、高校時代何をしてきたのか
よく聞かれるが、その質問が一番困る。
なにもしていない。
一瞬一瞬生き延びるのが大変で、
“何か”をしている余裕がなかった。
勉強も遊びもしていなかった。
生きながらにして死んでいた。
強いてあげれば呼吸して、飯を食ってきたことくらいか。
それで精いっぱいだった。

当然そんな自分が周囲と打ち解けられるはずがなく、
孤独だった。
高校時代の学校の帰りは9割5分が一人で、
高校の友人と遊んだ回数は3回あるかないか。
毎日心が爪を立てて握られている感じがしていた。
生きることは辛いと思った。

 今は世の中にも素晴らしい人が存在することに気付き、
その人と触れ合う事によって自分がおかしかったわけでは
ないと自信を持てるようになってきた。
長年蝕んでいる病気にワクチンを投与してもらえている感じだ。
生きるって楽しいとも思えるようになった。
そう思えたのはここ2,3年か。
やっと、“生きはじめた” 。

 いろいろあったが、親には感謝している。
産んでくれたこと、育ててもらったという事実には
感謝せざるを得ない。

ともするならば、すべて一人で抱え込み孤独で
さびしい思いをした経験も、人の痛みがわかる人に
してもらえたと思えば感謝できる。
同じような人を自分はわかってあげることが出来るから。

そして、親も加害者であると同時に、実は被害者なのだと思う。
加害者になるように作られたんだと思う。
だから被害者でもある。
世の中にはそんな人が溢れていると思う。
そんな世の中、辛い人を増やしていくだけだ。
本当は生きる事は楽しいはずなのに。
誰もが“生きている”世の中にしていかなくちゃ。



【エイジさんと出会って】

 ワクチンを投与してもらえているという表現を使いましたが、
エイジさんと話しているとそう感じます。
したいことはしていい、おかしいと思ったことは意見していい、
もっと自分の気持ちに素直になっていいんだと思えます。

 エイジさんと出会ってひとつやりたいことが確信できました。
エイジさんをはじめ、世の中には素晴らしい人が
実はまだまだいると思います。

不幸になりかけている少年少女、不幸になっている大人たち、
そんな人たちにこの素晴らしい方たちの存在を知ってもらい、
しるべとしてもらいたい。
自分はその繋げ役としてありたいと思いました。

そう思うと普通の会社に属す必要もないような気がしますし、
経験は必要とも思えます。
難しいところです。

 とにかく、エイジさんに出会えた事で刺激されたので、
世の中の人ももっと偉人たちとふれあい刺激されるべきだと
思います。

以上です。
お読み頂きありがとうございます。
by fighter_eiji | 2009-07-08 21:49
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