[ 校長ににらまれるから ] と、言って正しいことをしない教師。
[ 教育委員会におこられる ] と、いいことは何もしない教頭。
どちらも、教育に携 (たずさ) わるべきじゃない。
でも、そういう 「 サラリーマン先生 」 がほとんど。
そんなに先生を知ってるわけじゃないけど、
学校を見ればわかる。
できあがってくる青少年を見ればわかる。
教育という、この世でもっとも崇高なものが
もっとも安っぽい 「 自分守り・タニシ人間 」 たちによって
行われている。
「 こどものために 」 ではなく 「 上司のため 」 に。
今のところ、上司に関係なく、正しいことをスパッ!ズバッ!と
やってくれたのは、キミ子先生だけ。
先生とは彼女のようにあるべき。
まずは、人間であるべき。
男の先生で、彼女のように度胸のある人には会ったことがない。
ねじれて、暗くて、陰湿で、失礼なナメクジは、
教育の場にはいくらでも這っている。