子供たちへ :
学校へ行くと、玄関や廊下や柱に
「 夢 」 とか
「 希望 」 とか
「 未来 」 とか
大きな文字でいっぱい貼ってるね。
それらがそこにないから、書かなきゃいけないんだろうね。
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学校にうごめくナメクジみたいな大人たちの目からは
それらの何ひとつ感じられない。
おそらく、彼らは、それがなんなのかを知らない。
だって知ってたら、わざわざ書かなくていい。
知ってる人は、いるだけで、それらを体現する。
知ってる人は、それらは書くものではないのを知っている。
それらは、書くのでも言うのでもなく 「 生きる 」 もの。