子どもたちへ :
ブロードウェー・ショー、映画の 『 奇跡の人 』 では、
ヘレン・ケラーのしつけのほとんどのシーンが食卓で
行われる。
日本の家庭では、テーブルでの本当のしつけは
ほとんどできていない。
親父は黙ってひとりで先に食べて、
ママはテレビを見ていて、
息子はマンガ本を見ていて、
妹はゲームをやってて、
しつけどころじゃない。
「 テーブルマナーさえできなきゃ、まったく意味がない 」
それが、サリバン先生の最初の教え。
日本には、それを教える人もいなければ
何を教えるべきかも知らない。