- 毎日ニュース (Oct 11, 2009) -
トルコとアルメニア、国交樹立へ
【ジュネーブ共同】
1915年に起きたアルメニア人「大量虐殺」についての歴史認識などをめぐり対立してきたトルコとアルメニア両国は、スイス政府の仲介による関係正常化交渉で最終合意に達し、10日、同国最大都市チューリヒで両国外相が国交樹立を明記した、歴史的な合意文書に調印した。

10日、スイス・チューリヒで行われたトルコとアルメニアの国交樹立へ向けた調印式で、握手するトルコのダウトオール外相(前列右)とアルメニアのナルバンジャン外相。後列は右からクリントン米国務長官、クシュネル仏外相、ソラナ欧州連合(EU)共通外交・安全保障上級代表(AP=共同)
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これは、本当に歴史的。
1915年に、何があったか?
映画 『 アララトの聖母 』 にすべて描かれている。
アルメニアにルーツを持つカナダ人映画監督
アトム・エゴヤンが、彼自身にとって一番重要な
" 責任的 " 映画を作った。
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トルコは強情な政治で知られているけど、
この調印は大きな一歩。
いくら強情でも、日本ほどじゃない。
日本政府や市民全員が、アジア諸国での大虐殺を認め
こうした調印をする日は、人類の続く間にはないだろう。
日本人を見ていてそう思う。
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3年位前に、アトム・エゴヤンに会った時、
「 あなたのお父さんがカナダのヴィクトリアでやってた
アンティーク・ショップを知ってるよ 」
と言ったら、ジュースを持ってクッキーを食べていた
彼の手がピタッと止まり、両方とも落としそうになった。
すごく驚いたみたい。
アトムは、エイジと同じ1960年生まれ。