子供たちへ :
親父の店や家業を引き継ぐと
「 よくぞ決心してくれた!」
「 親のためにえらいね!」
と、ほめることがよくある。
実際は、「 他に何もできないから 」
引き継ぐ息子が多い。
正確に言えば、「 本当は、他のなんにでもなれる 」 のに、
親が、それを制限し、親の生きる世界が小さいから
子供に大きい世界を見せずに終わってしまい、
それで子供が犠牲になっている。

引き継いだ子供の子供は、
さらに大きな犠牲を払わされる。
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多少でも脳みそがある人は、それに気がついているから
「 仕事を継いでえらい 」 と、
ごまかしのほめ言葉に変えているわけ。
もちろん、そんな背景にまったく気がついてない人の方が多い。