子供たちへ :
電車の優先席に座るふたりの男子中学生。
ぺチャペチャしゃべりどおし。
乗って来た中年や老人の人たちが
「イヤね」という目で見ている。
どかそうと思ったが、ひょっとすると体に障害があるかも?
そうしたら電車は終点に。
ふたりともぺチャペチャを続けながら普通に歩いていく。
エイジは、横に行って
「 優先席は空けとけよ 」 とふたりに。
ひとりがすぐに 「 すいません!」
彼らは、悪いことだと知っていてやってる。
ちょうど大人たちみたいに。
注意されない限り、やっていいと思ってる。
注意しない人ばっかりだから。
悪は、他の人が生みだす。