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ナチスの 3D
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   - Rocket News (Feb 24, 2011) -

   ナチスドイツ作成の3D映画が発見される
 
オーストラリアの映画監督フィリップ・モラはこのほど、1936年にナチスが撮影した3Dの白黒プロパガンダ映画を発見。

ナチスドイツと言えば、ロケットやヘリコプターやジェット機の実用化、テレビやラジオ放送の普及、合成ゴムや人工石油の製造、そしてオリンピック聖火リレーや源泉徴収制度など、数多くの発明・実用化で知られている。
今回、ナチスは映像の先進技術を持っていたことが明らかに。

モラ監督は、映画『第三帝国はいかにして映像に残されたか』制作にあたり、ベルリンの公文書館で資料を探していた。
その際、ナチスドイツが作成した3D映像を2本発見。

そのうち一本は、『さわれそうなほどリアル』という題名で、鉄板の上で焼いているソーセージが立体的に拡大映像で撮られていた。
もう一本は『6人の乙女たちの週末』という題で、ドイツの映画スタジオ「ユニバーサム」出身の女優が出演。

モラ監督は、「映像の質はすばらしいですよ。国家と国民をコントロールする手段として、ナチスは映画作成に余念がありませんでしたが、入念にすべての画面に手を加えています」と語っている。
また、「今回の発見ではっきりしたのは、実にナチスは、現代映画シーンに3Dが登場するのに比べ10年以上も先を行っていた」とも。

アメリカでの3D映画の歴史をひもとくと、1935年にMGMスタジオが作成した『オーディオスコーピック(とび出す映画)』がある。
人々の関心を集めたこの作品はアカデミー短編映画賞を受賞するも、わずか8分の短編。

商業的規模で3D映画がハリウッドに登場したのは1953年、ホラー映画『肉のロウ人形』が最初だった。
ナチスは1936年に30分の3D映画を作っていた。

モラ監督は、「宣伝相ゲッベルスのスタジオで作成されたこの映画は、『ラウムフィルム(空間映像)』と呼ばれていました。そのため、誰も3D映画だと気付かなかったのではないでしょうか。他にも同じような3D映像がきっとどこかに眠っているはずです」と述べる。

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戦争中、日本も原爆を作っていた。
アメリカ全土等が攻撃目標だった。
その指導者の鈴木辰三郎さんにインタビューしたことがある。

主要な製造装置は、戦後 GHQ により東京湾へ沈められた。
by fighter_eiji | 2011-02-24 20:31 | Children’s Times
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