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テレビと人間の質
  - JCAST NEWS (mAR 2, 2011) -

     脚切断被災者へのインタビュー 
       フジテレビは「無神経」

ニュージーランドの地震で、ワイドショーのレポーターが被災者に対して行ったインタビューに批判が集まっている。
救助の際に右足を切断する重傷を負った男性に対して、スポーツが出来なくなってしまったことに関する感想を聞いたことが「無神経」などと猛烈な批判を浴びており、集中砲火状態だ。

このニュースは中国でも伝えられ、「取材を受ける人の心情を考えておらず、視聴者からは怒りの声があがった」と。

批判を浴びているのは、2011年2月25日に、フジテレビの「とくダネ!」で放送された電話インタビュー。
大村正樹リポーター(43)が、右脚を切断する重傷を負った奥田建人さん(19)に様子を詳しく聞いた。

大村レポーター: 脚が挟まっていた?
奥田さん: はい。
大村レポーター: 脚は、やっぱり痛かったですよね?
奥田さん; ええ…、最初は。
大村レポーター: 最初は痛くて、やっぱりだんだん時間とともに変わってくるんですか?
奥田さん: そうですね。
大村レポーター: どんな風に?
奥田さん: やっぱり、感覚がないというか…。
大村レポーター: 感覚がなくなった?
奥田さん: 慣れたというか…。わかんないですけど。
大村レポーター: その時の様子は、あなたは、しっかり記憶はしてます?
奥田さん: うーん、ちょっと、麻酔とか打ったたので、あまり覚えてないです。
大村レポーター: 脚を切断するというのは、あなた自身は覚悟されてたんですか?
奥田さん: そうですね。大体してましたね。

大村レポーター: あー、そうですか…。今ね、自分の体が目の前にある訳ですけれどね、これまでね、スポーツも色々出来ていた訳ですよね?
奥田さん: うーん、そうですね…。あまりまだ、何も考えられてないんですけど。とりあえず、命あったので。うーん、本当に助かって良かったね、って。あと、早く助かってない人も助けてほしいと思います。

放送直後から、「無神経な質問」といった批判が噴出。

2月28日には中国紙「杭州日報」が、「フジテレビのインタビューが、人々の怒りを巻き起こしている」などと伝えており、脚を切断したことについての質問には「人々は、びっくり仰天した」と。

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他のテレビ、新聞もすぐに家族の家に行ってマイクを
つきつけていたのは、最低。
by fighter_eiji | 2011-03-02 21:28 | Children’s Times
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