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アホウで固める電力屋
  東電に警察・公安から天下り多い理由 
       2011年3月30日

 原発の用地買収や反対派の説得交渉は暴力団や悪徳ブローカーの格好の金づるとなるため、一民間企業の東電社員にそれを抑え込むことは困難だ。
そのため、「蛇の道は蛇。闇社会に顔が利く組織や人物に頼らざるを得ない」(東電の元幹部)となる。

 東電の用地買収に関わった土地ブローカーが語る。

「電力会社はどれほど反対があっても発電所を作る。
工作に注ぎ込むカネも潤沢だ。
だから、ゴネる側も交渉を代行する側も要求が膨れあがる。

 関西電力の話だが、石川県の珠洲原発(2003年に中止)の用地買収に協力した暴力団組長が、関電に30億円を要求。この種の話は東電でも腐るほどあった」

 東電に警察・公安の天下りが多い理由もここにある。

「彼らを受け入れるのは、暴力団やブローカーの要求がエスカレートするのを防ぐため。いわば用心棒役です」(前出の元幹部)

※週刊ポスト2011年4月8日号
by fighter_eiji | 2011-03-30 20:02 | Children’s Times
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