東電、仮払金100万円で調整 周辺住民1世帯当たり
2011年4月5日 - 共同通信
東京電力は5日、福島第1原発事故の被害者救済に向けた賠償金問題で、周辺の住民に支払う仮払金を1世帯当たり100万円とすることを軸に調整に入った。
月内にも実施する方向だ。津波の被害者に対し、被災者生活再建支援法に基づいて、支援金の一部を前倒しで1世帯100万円払うことを参考にした。
海江田万里経済産業相は5日の記者会見で「これはもう可及的速やかに、できるところから支給したい」と述べ、早期の支払いに意欲をみせた。