<九電やらせメール>
玄海、川内原発トップ黙認 事前に把握
2011年7月10日 毎日新聞
九州電力玄海原子力発電所(佐賀)2、3号機の運転再開を巡る「やらせメール」問題で、同原発と川内原発(鹿児島)のそれぞれのトップが、メールの内容を把握していながら黙認。
従来、住民説明会で社員を動員する「やらせ」が常態化。
九電はこうした社内体質が背景にあることを認めている。
6月26日の県民向け説明番組の前に、原子力担当副社長ら役員2人が原子力発電本部の部長に説明会への対応を指示。
部長の部下の課長級社員が、子会社4社の幹部に対し、
原発再稼働に賛成する投稿を呼びかけるメールを送信。
課長級社員はメールを玄海原発と川内原子力総合事務所の社員にも送った。
両所長も内容を把握していたが、止めなかった。
玄海3号機や、川内説明会には、同社や関連会社の社員の出席が常態化。
呼びかけにはメールを利用するのが一般的。
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