子供たちへ :
1979年、18才の時に、
水道橋の岩波ホールで 『 旅芸人の記録 』 を観た。
監督は、ギリシャのテオ・アンゲロプロス。
本当にたまげた。
1995年9月に、マルセイユの裏通りにある
小さな劇場で、同じアンゲロプロス監督の
『 ユリシーズの瞳 』 をフランス語字幕で観て、
またビックリ。
その劇場には、結局3回、飛行機で飛んで
行って、同じ映画を観た。
2004年の作品 『 エレ二の旅 』 は、またまたすごい。
誰にも真似できない監督。
それがテオ・アンゲロプロス監督の映画。
『 エレ二の旅』 は、ぜひ観てほしい。
戦争は、絶対 にダメって、戦闘シーンが
一切ない、この作品が、一番強烈に教えてくれる。