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放射能とキノコ
     <放射線不安>林業にも 
   山の除染困難「商売成り立たぬ」
   2011年12月25日 毎日新聞

キノコ栽培の原木や木炭を扱う林業従事者の
間に除染への懸念が広がっている。
山間部の除染は平地より困難とされ、先行き不安
から転業を考える人も出ている。【曽田拓】

「取引先が減っていては商売が成り立たない」。
宮城県白石市で林業を営む高橋富夫さん(58)は、ため息。
35年前にキノコ原木や木炭、まきの製造販売を始め、
年商9000万円まで成長したころ、原発事故。

福島第1原発からは70キロ離れているが、
1キロ当たり333ベクレルのセシウムを検出。
キャンセルが相次ぎ、「今後2年は取引できない」と告げられた。

木炭の灰からも同約1800ベクレルが検出され、
「木を焼いたため窯自体が汚染されてしまったのでは」と不安が募った。
窯を壊すと約3000万円かかる上、解体後の処理も課題。

「周辺の山にいつまで放射能が残るか分からない」と。
「お客さんが戻ってくる保証もない」と、
木炭作りからの撤退も考えている。
by fighter_eiji | 2011-12-25 14:12 | Children’s Times
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