ケーブルが届かないから、そのまんま
  <福島第1原発>非常用電源外れ 
    東電が事故まで4カ月放置
   2012年1月19日 毎日新聞

 東京電力は19日、福島第1原発で原子炉の状況を監視する国の装置の非常用電源が4カ月間外れ、昨年3月の同原発の事故まで放置されていたと発表。
事故後2時間ほど原発の状況を示すデータが送信できていなかったといい、事故の初期対応や放射性物質の拡散予測に影響した。

 非常用電源が外れていたのは「メディアコンバーター」(MC)で、原発の状況を監視する国の「緊急時対策支援システム」(ERSS)にデータを送る。
そのデータは、緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)に送信、放射性物質の拡散予測に使われる。

事故前の10年11月、MCを非常用電源につなごうとしたが、ケーブルが短かったため接続できず、その後もそのままに。

その結果、ERSSは東日本大震災で原発の外部電源が喪失した11年3月11日、データ送信が止まった。
通信網は余震で同日午後4時43分にダウンしており、非常用電源が外れていなければその間はデータ送信ができた可能性が高い。

東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「伝送できなかったのは初期段階のデータで、SPEEDIへの影響は少ないと推定している。緊急性が高いと思っていなかった」と釈明。

ERSSは、国が155億円を投じて開発した。【奥山智己】
[PR]
by fighter_eiji | 2012-01-19 14:39 | Children’s Times
<< 愛と学び 政府の会はインチキだらけ >>