警察手帳:偽造し販売、巡査部長
大阪府警
警察手帳を偽造し、インターネットで知り合った東京の会社員に販売した住之江署巡査部長、松田久嗣(53)を有印公文書偽造の疑いで逮捕。
他にも数人に偽造手帳を販売し、ネットオークションに制服のズボンや帽子を出品したとみて追及。
09年11月、パソコンで会社員の顔写真を合成し、
警察手帳の証票(身分証)を偽造
。
業者に記章(バッジ)などを発注し、警察手帳を偽造。
会社員は観賞用に約15万円で購入。
業者には「退職者への記念品」とウソを言い、
自分の警察手帳を見本として業者に持ち込んだ。
オークションへは06年ごろから出品。
府警監察室は「警察官として言語道断の行為で極めて遺憾。
厳正に対処する」としている。【稲垣淳】
毎日新聞 2012年2月8日