大分県公安委員長、事故届け出ず
運転中に2歳児と接触
2012年4月21日 朝日新聞
大分県の平松徹夫・公安委員長(63)が
人身事故を起こした後、県警に届け出なかった
ことがわかった。
道路交通法は警察への届け出を義務づけており、
警察を管理する公安委員会のトップがこれを怠った。
被害者側が事故翌日に届けたが、
県警は事故を公表しなかった。
平松委員長は17日午後4時、
ワゴン車を運転中に男児(2)と接触。
平松委員長は別府署に事故を届けず、18日午後2時、
診断結果が出たことを受けて男児の母親が届け出た。
同日午後5時から別府署が現場検証。
道交法は交通事故を起こしたら直ちに
最寄りの警察署に届け出るよう義務づけている。
違反者は3カ月以下の懲役か5万円以下の罰金。
だが、県警は、道交法違反には問わないという。