ボックスカーのファミリー
「あら!エイジさん!」
道路脇に捨てられたゴミを拾っていたら、
きれいなボックスカーがUターンして、
すぐ脇に止まった。
小学校時代から知ってる中学生の娘さんが後部
シートでシートベルトを付け、前には笑顔の両親が。

「その節はありがとうございました!」
思い出すのに3秒ほどかかったが、担任から
ボロカスに言われて登校拒否になった
その子やママに解決法を話したことがあった。

「あの担任もいなくなったし、
少しは良くなりました」とママ。
エイジ「あ、変わった?ザマみろだね!」
「ほんとにザマみろ」物静かで言葉使いも
きちんとしてるお父さんが両手でハンドルを
持ったまま、嬉しそうに笑った。

「中学の職員室にはゴミがいっぱい
繁殖してるから」とエイジ。
「うん、確かに」と少女。
その奥に座ってた高校のお兄ちゃんも
「あっそこ、メッチャだもんね」

「困ったら、すぐにエイジに言ってね。
飛んで来て、すぐに解決するよ」と言うと、
ニッコリ笑って「うん」

白いボックスカーは、助走する飛行機のように、
スーッと走り出して、あったかい日が差す
道路の滑走路に戻った。


  ● 読者から ●

吉川さんは、すごく人の気持ちを分かってくれて、
すぐに行動してくれる 世界中の人が吉川さん
みたいな人を待っているのが良く分かります。
吉川さんと出会えた方は、気持ちが安らぎ、
強くなり、希望が持てます。
人は優しい人が一番。
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by fighter_eiji | 2012-05-03 20:30 | Children’s Times
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