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ボクサーが見て、わかる気持ち
子供たちへ :

  ● 元ボクサーから ●

ホリフィールドと電話ですか!羨ましい!
ホリフィールドは当時から「人間的にも素晴らしいチャンプ」と聞かされました。
タイソンではなくホリフィールドと言うところが何かを得ようとしている吉川先生らしいと思います。

今、バスケス戦をネットで見ました。
1Rから5Rまでは鮮明に覚えています。
(5Rのゴンクの後、横田さんは口から二度息を吐き「もらっちゃったな~ヤレヤレ」とコーナーに帰る所まで昨日の事のように覚えています)。
6Rからは「あのカウンターを受けた、横田がまだ試合をしている、お前体どうなっているんだ!」と戦慄を感じ、緊張の余り記憶が無いのです。
改めて試合を見ると僅差ですね。
吉川先生が「もう一度やれば勝てたかな~」と思うのは当然です。
ですが同時に横田を倒しに行かない、バスケスの鉄壁なまでの用心深さ、ウーン~読めない!
緊張で記憶の無い僕がエラそうな事を言ってスイマセン。

3年前、お会いした時に、僕が金子ジムの早乙女が
高木に後残り6秒でTkoの話をしました、
その時、先生はレフリー2、3人の名前を上げて「あー最後までやらせてあげればいいのに」と早乙女に同情。
僕は、判定、ko、関係無く、勝ちは勝ち、負けは負け、と思っていましたが、横田の諦めず僅差の判定まで持ち込んだ不屈のボクサー(吉川)イズムに感動しています。

例えば試合は一進一退で面白いのですが大橋vsロペス戦のように大橋は明らかに玉砕覚悟で試合を投げ出したのです。
大友はナザロフのテクニックの前に屈しましたが最後まで(楽な玉砕ではなく)何とかしょうと最後まで諦めずに頑張ったと思います。

バスケスのように体格も恵まれてなく、長所を消し、手数が多いようでそうでは無い(無駄打ちがない、試合よって変える)まさにオールラウンドボクサーですね。

あと「KOされない男たち」読ませて頂きました。
この時代を知っているボクサー、ボクシングファンにとってバイブルです!!
3年前に最悪のカウンターの直後に横田への指示は?
と吉川先生にお聞きしたら、先生は緊急時は「大川会長に任せてある」と、失礼ですが大川ジムの全盛期を作った吉川先生なのに会長を尊重する姿勢に義を感じます。
文章力なくてご免なさい。
それでは先生もお元気で。
by fighter_eiji | 2012-06-25 06:53 | Children’s Times
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