日本の侵略がつくった傷はまだ癒えていない
海外メディアが指摘―中国紙
2012年10月4日
2012年10月、英字紙チャイナデイリーは
「尖閣問題は侵略戦争によるアジアの傷口が
まだ癒えていないことを示した」とする
海外メディアの記事を掲載した。
写真は北京市。
盧溝橋事件の弾痕が残る城壁。
(Record China)
2012年10月、中国英字紙チャイナデイリー(中国日報)は「尖閣問題は侵略戦争によるアジアの傷口がまだ癒えていないことを示した」とする海外メディアの記事を掲載した。
米ニュースサイト、ハフィントン・ポストが尖閣問題についてのコラムを掲載した。
記事中では、中国が強硬な手段で領土問題を解決しようとすれば、周辺諸国を「反中陣営」に追いやることになってしまうと指摘。
解決は容易ではないとコメントした。
また、尖閣問題は日本の侵略による傷口がいまなお癒えていないことの証明だとの見解を示し、「日本はドイツに学んで侵略した過去を認めるべき」と評した。
豪紙オーストラリアンも「尖閣諸島は日清戦争によって日本が獲得した領土であり、第二次大戦後に中国に返還されるべきだった」と指摘。
尖閣問題、竹島問題は日本の侵略戦争がアジアに与えた傷がまだ癒えていないことを示していると述べた。また、日本政府が今なお第二次大戦の戦争責任を否定していることが、中韓の反日感情に火をつけたと分析した。(翻訳・編集/KT)