海外旅行の最低限のマナー
海外で嫌われる日本人の行為
2012年10月11日 Rocket News
海外滞在している記者(私)は、現地ツアーの添乗員にショッキングな一言をいわれました。
それは、「日本の観光客はマナーが悪い」というのです。
多くの日本人は良識があり、礼節をわきまえていると考えていたので、そのような言葉を聞くとは思ってもいませんでした。
それは「写真撮影」についてのマナーだったです。
他国だからといって、むやみに人物を撮影しようとすると怒られることもあります。逆の立場を考えると、容易に察しがつくと思いますが、国内で突然海外旅行者がカメラを向けてきたらビックリするはずです。
記者がモロッコに滞在していたときのこと、とあるお店に入って撮影交渉を。
店主は、こんなことを言いました。
「別に何も買わずに、お店の物を写真に撮られるのはタダでいいんだよ。ただな、何も言わずに写真を撮って行くのは気分が悪い。ただ一言『何も買わないんだけど、写真いいかな?』って聞いてほしいもんだよね」と。
とある国で出会った、長年ガイドをやっているという日本人の方は、「日本人の旅行者の方は『中国人の旅行者はマナーが悪い』と言いますが、私から言わせたら日本人旅行者の撮影マナーも同じレベルです。
明らかに昔より悪くなってます」と、話していました。
「撮影しても良いですか?」と尋ねた方が、現地の人も安心できると思います。
カメラと一緒にマナーも携えておきたいものです。
記者自身も気をつけたいと思いました。
取材・写真: Photographer Koach
編集: フードクイーン・佐藤