ああ、なぜ人は仲良く一緒に暮らせないの?
戦争は政治家や資産家だけのしわざだとは信じません。
普通の人もどうみても有罪なのです。
そうでないなら民衆と国家はずっと前に
戦争に反対したはずです。
人の心には破壊的衝動があるのです。
怒り狂い、人を殺すという衝動が。
ひとり残らずすべての人の人間愛が変容を
遂げなければ戦争は続き、すべては破壊されます。
ただ、もう一度ゼロからやり直すだけのために。
― 1944年5月3日(14才)の「アンネの日記」
の部分抜粋 (訳:Straight Talk) ―