北京の小学校。地方から出稼ぎに来た人の子供たちも通う。
3人の子供を持つお父さんは学校と交渉し、なんとか特別に授業料をひとり分免除してもらった。
勉強もよくできる12才の少女、光花はふたりの幼い弟と学校へ。
でも給食費は払えないから、ランチの時は校庭へ。小さい弟達が「何か食べたい」と泣く。「我慢するのよ」とお姉さんの光花。
その夜、お父さんは光花に頼んだ「お前は学校を休んでくれ。そうすれば弟達が給食を食べられる」
光花は部屋の隅へ行った。そこでうつむいたまま動かない。涙が土間に落ちる。
光花は休学することに。
その日から彼女は自分で家で勉強し始めた「ちゃんと学んで、お金をためて、お母さんの足を治してあげるの」と。
「それから、私みたいに学校に行けない子たちを助けてあげるの」
