大学脇の歩道でふたりの学生が歩きタバコ。杖をついたおばあちゃんの顔に煙がかかって気の毒。立派な制服の警備員がちょうど通りかかった。
「学生が歩きタバコ中だから注意して」と頼んだ。
ハッと驚いたように振り返った警備員はふたりの男子学生を見て「できません」
「どうして?」と私。
「はい、ここは大学構内ではなく、一般道ですから」と足元の境界線を指さす。学生はそこから30センチほど外を歩いている。
そうしてる間もおばあちゃんや他の歩行者に迷惑。
私は「学生、タバコだめだぞ」と声をかけた。学生は即座にストップ。
警備員さん、一般道だからこそ注意するべきだと思わないか?学校内よりも罪は大きい。「いい社会人」であることが「いい生徒」よりも大事でしょ。
「境界線つきの職務だけを果たす警備員」であることより「境界なき社会人」であることが重要だよ。
分かり易く言えば「警備員」や「社員」や「学生」である前にみんな「人間」でしょ、ということ。
** 面白いことに彼らは、これで職務を「きちんと」果たしたと思っている。
○○● 読者のコメント ○○●
呆れた警備員だね。
代わりに私が!!!
「おい!!そこの大学生、OL、おじさん
君たちがタバコをプカプカするのは自分の責任でやっているだろうから良いのだが、
周りの人に迷惑をかけていることがある。」
タバコ・吸うのはいいけど、吐かないで。
ハイ、吸って!吸って!吸って!
ず――っと吸って!!