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頼れる110番
● 冬の夜のジョギング中、信号機が突然消えた。甲州街道と井の頭通りの交差点。

110番を回したら 「事件ですか?事故ですか?」 ときかれた。

私 「どっちか分からないけど、信号機が消えました」
110 「それは事件ですか?事故ですか?」
私 「知らない。信号が動いてないから危ないわけ」
110 「事件ですか?事故ですか?」とまたきいてくる。

110番はいつもこの質問をいかにも重要そうに言い続ける。

● 夏の夜遅く、公園で花火をバンバンやってる若者が5人位いる。花火は禁止なのに。

よし110番 「事件ですか?事故ですか?」 といつもの叫ぶような調子の質問
私 「知らない。公園で花火やってます。世田谷の羽根木公園です」
110 「ハ・ネ・ギ・・何?」
私 「羽根木公園です。小田急線、梅ヶ丘駅のそばの」
110 「ハネギ?そんな公園はしらないなぁ。小さい公園?」
私 「この辺じゃ大きいですよ。野球のグラウンドもあるし、周りは2-3キロありますよ」
110 「フーン・・・番地はいくつ?」
私 「公園の番地なんか知らないけど、北沢警察署の真後ろですよ」
110 「北沢の??ハネギ公園??知らないなぁ・・」

110番の人から 「情報をどうもありがとうございました」 という言葉は一度も聞いたことがない。「事件ですか?事故ですか?」 は300回は聞かされた気がするけど。

事件や事故処理のプロの警察が考えた自信作がこの 「事件ですか?事故ですか?」 を先ずきくということ。多分、電話の手元には記入用紙があって、□事件、□事故とあって、どっちかにチェックマークをつけるようになってるのだろう。そこに印をつけない限り、前に進めない。
そこで迷う間に人の命が失われる。

○○● 読者のコメント ○○●

警察官・警備員の本来の仕事ってなんだろう?
入社時の研修が見てみたい。
あっ!!!『マニュアルにしか対応しちゃいけません。』
って裏表紙に赤文字で大きく書いてあるのかな???
by fighter_eiji | 2007-11-02 23:16
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