高校時代の授業は9割5分眠っていた、がぜん元気になる体育は抜かして。
こんなこと(授業の内容)が必要とは思わなかったし、こんなものを知っていてもどうってことないと感じていた。
授業を聞いて、試験なんぞ受けて、それがどうなる?オレはどうせ何も書かない(or 書けない)と思っていた。
話を聞くのは人の勝手だけど、面白くないのに聞いて、ノートをとっているクラスメートたちは、柵の中に追い込まれる羊のようだった。テスト、宿題、再テスト、再々テスト、進路指導、すべて言われるとおりだった。
機械的にテープレコーダーみたいな授業をする先生たち自身が羊に見えた。数人の体育の先生以外。
3週間ほど前に、約30年ぶりに同級生に会った。彼が人に説明していた「吉川は、テスト発表期間になるとすごく元気になるんです。部活動が休みになって遊ぶ時間ができるから、むちゃくちゃに遊ぶんです。一緒に自転車で帰るんですが、帰り道に川で遊んだり、海で泳いだり、お好み焼きを食べに遠くまで行ったり。とにかく遊ぶのが好きで勉強は全然できませんでした」
彼は正しい。あの頃の学校の帰りは、自転車で100キロ位あちこち走っていた。海へ川へと。高校2年の真ん中あたりから、卒業まで成績は1番を独走で完走した。もちろん下から一番。
私は裏口入学はしていないけど、裏口卒業かも。テストの得点なんかなかったから。
人が気にすることをひとつも気にしない練習はあの頃出来たのかな?
大変良かった。おかげで幸せ。
ちなみに、成績を気にする人達のことは今でも理解できない。
●○● 読者のコメント ●○●
ん~~私にも覚えがある。
あの時は本当に毎日が楽しくて楽しくて
学校を休む事なんか、考えられない。
最前列で寝ている私に、先生が
「枕はいらんのか?数学と歴史の教科書を重ねたら丁度いいぞ!!」
って、アドバイスくれたのを、想い出した。
●○● 読者のコメント ●○●
「機械的にテープレコーダーみたいな授業をする先生達」と言うところは、私の先生そっくりです。(中学生)