マーティン・ルーサー・キング牧師が暗殺された。
彼は全人類が平等に暮らせる日を夢見ていた。
「これでは未来はない。人種差別の不当性がハッキリと分かる授業をしなくては」とアイオワ州のジェーン・エリオット先生。
1968年に彼女の特別授業を受けた小学3年生の生徒たちは一生忘れない体験をした。一生貫ける信念が生まれた「差別だけは絶対にしない」
それが今は親になった彼らの子供たちに受け継がれている。真実を知った人はそれをおろそかにはしない。
ジェーンは学校を出て、刑務所や企業の職員にもこの体験授業を行なった。
彼女の意思が世界を変えた。
最初の授業を振り返り、彼女は言う「大人の意識がこんなに低く、視野が狭くては子供たちがダメになると思ったの」
↑写真: マーティン・ルーサー・キング