小ぎれいなパン屋さんに出会った。
はやりのチェーン店とちがって、パンがギトギト、ベトベト、テカテカしてない。
「添加物の入ってないのを探してるんですが大丈夫ですか?」と尋ねると、黄色いバンダナを頭に、ニコニコ笑顔の店長さんが「大丈夫ですよ。私の家族も食べてますから」
「ヨーロッパに行けば、パンとはこういうものっていうのが日本人ももっと分かりますよね」と言うと、店長さんは「そのとおり。日本は菓子パン文化ですからね」
5種類ほど買ったら、久々に味わった自然な味のパンだった。生地がパンらしい。自然食は人を幸せにしてくれる、身も心も。
物を作ることそのものを楽しんでいる人の作品は食べ物だろうが、なんだろうが、とてもいい。儲(もう)けることを目標にすると、芯(しん)がずれてしまう。
京王線笹塚駅から4分ほど歩いたところに、その「ガレージ・ベーカリー」がある。
壁に掛けられた絵もいい。