40年前のきょう、チェ・ゲバラが39歳で死んだ。
ボリヴィアの貧しい山中の村が彼の最期の場所になった。
「改革」などと気安く言う日本の輩(やから)と違い、この革命家は自分の足で世界中を旅した。それが彼を成長させた。
死んでも彼の眼は決して閉じることができなかった。それは当時、そこに居合わせた人たちが証言している。
理想を追う男の目は、すぐに辞めたり、逃げたり、ごまかしたりする、まやかし改革者とはわけが違う。
川柳: チェ・ゲバラ、死んでも描く、理想の未来
PS. ゲバラの死から2年後に作られた映画「Butch Cassidy and The Sundance Kid」(明日に向かって撃て)で、夢を追う主人公たちが最期を遂げるのも同じボリヴィア。ゲバラ同様、軍隊に撃たれてしまうが、ジョージ・ロイ・ヒル監督も主人公の目を閉じさせなかった。
ゲバラの生きざまが影響したのだろう。