
映画 『 オペラハット 』( Mr Deeds Goes To Town ) は都会生活で、人間の本来の姿から“ずれてしまった”人達と、本来そのままの地方の青年が登場。
6歳の時、「 風通しのない部屋で、臭くて空腹で最悪で、嵐ばかりの航海 」 でシシリアからアメリカに来たフランク・キャプラ。
英語がしゃべれない少年はなんでもやった。道で新聞売りをした時は、売れないから兄弟のトニーに自分を殴らせた。人が集まって、新聞が売れた。
やがて最高の脚本を書き始め、もっともハリウッドらしい映画を連発生産。
外から来て、世界から自分の街を見るからこそ、ニューヨークという都会の象徴を舞台に、万人の心に届く映画が創れる。
苦しかったから強くなる。
自分でやらなきゃいけないからから賢くなる。
つらい毎日だったから優しくなる。
底辺を知ってるから謙虚でいる。
どれも日本など先進国の子供(大人も)が知らないことばかり