インド北西部、ヒマラヤ山中にあるザンスカール高地のドキュメンタリー「テンジンとパルキット」から。
マイナス30度にもなるその村では女性は強制的な結婚をさせられるか、髪を剃り、尼僧になるかのどちらか。
テンジンは雪で一面のある朝、親が決めた嫁ぎ先に無理やり送られた。
パルキットは尼僧を選んだ「結婚は夫の暴力やケンカがあるだろう。新しい家族とも諍いがあるだろう。結婚はしない」
結婚がいやで泣き続けるテンジンを幼なじみで姉妹のような親友のパルキットが髪結いをしてあげた。
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ヒマラヤ山中でなくとも「夫の暴力」「新しい家族からのいじめ」はどこも同じで、それは卑怯な犯罪。
全人類も動物も植物も幸せになる権利がある。