
クリスマスはまだ先ですが、ふと思ったことがあって・・
私にとって一番悲しい童話は「マッチ売りの少女」です。
読むたびに彼女の孤独、忍耐、希望、夢が心を打ちます。
その中でも悲しいのは彼女が「誰にも気に留めてもらえない」ことです。
その意味でマッチ売りの少女はそこらじゅうにいます。
みなさん、人のことを「気に留め」「気にかけ」さらに「声をかけて」あげてください。
人間には悪い癖があります。それは「自分の家族」と「他人」を分け隔てることです。その「他人」だってだれかのママであり、だれかの子供なんです。
クリスマスやお正月が来るとみんな楽しそう。でも楽しい日だからこそ、人の何倍もさみしい思いをしている人が大勢います。「心にかけて」あげてください。食事によんであげてください。
私だってあなただって、いつ「マッチ売り」になり、家族の団らんを窓の外から眺める運命になるかも知れません。